カテゴリ:求める暮らし( 14 )

求める暮らし7つのポイント ~ 2.物の整理(2)

物の整理のお話、2回目は「物の指定席」の決め方、そして指定席を守るにはどうしたらよいかを考えていきます。

指定席の決め方は、キッチン、リビング、玄関、個室etc…
お部屋の役割によってもちろん違ってくるのですが、ここでは全体に応用できることを大まかにお話したいと思っています。


使う頻度から収納する奥行きと高さを決める

まず家全体のものを、衣、食、住、個人のものと大きく分類します。

その次に使う頻度を考えていきます。

一年に一度しか使わない、季節ごとに使う、週に一度使う、毎日使う、
と頻度から分類してみて、頻度の高いものほど手前に、順に奥に収納していきます。

同じように頻度に応じて収納する高さを考えます。

町田貞子さんの「暮し上手の家事ノート」には、
①使用回数のもっとも多いものは、肩から肘までの高さに収納する。
②次に使用頻度の高いものは、肩から頭の頂上まで。
③三番目は手を下にのばした肘から指先まで。
④四番目は手を上にのばした頭の頂上から指先まで。
⑤五番目は手を下にのばした指先から床まで。
⑥もっとも使用頻度の低いものは、手を上にのばした指先から天井まで。
と書かれています。

以上6つに分けていますが、収納するものの大きさや重さも考慮します。

これを読んで、「いつか聞いたことがあるような話しだなぁ。」
と思っていたのですが、以前インテリアコーディネーター資格を取得したとき、勉強した項目の中に「人間工学」というものがありました。

「人間工学」とは、人間が可能な限り自然な動きや状態で使えるように物や環境を設計し、実際のデザインに活かす学問のこと。

勉強した中には、適切なキッチンの奥行きやカウンターの高さなどの具体的な数値、その数値と使いやすさとの関係が含まれていました。

使い勝手には「奥行き」と「高さ」はとても重要です。

「水平方向=奥行き」と「垂直方向=高さ」をうまく取り入れると、出し入れの労力を最小限にした効率的な収納にしていくことができます。


グループ別収納法

ある行動をするときに必要な道具を関連づけてひとまとめにしておく収納が
「グループ別収納法」です。

例えば、手紙を書くとします。
必要なものは便箋、封筒、切手、筆記用具などがありますが、
それを関連付けてひとまとめにして収納するという方法です。

他には来客に備えて、来客用の食器、茶托、菓子器をひとまとめに収納するetc…色々なパターンがあると思います。

この方法で収納を心がければ、使うときに必要なものをまとめて出すことができ、時間を効率よく使うことができます。

また、どこに何があるかが分かりやすくなり、自分にとっても家族にとってもラクに片付けができるという利点もあります。


八分目収納を心がける

八分目収納によって、出し入れのしやすさと、柔軟性が生まれます。

めいいっぱい収納されていたら、出し入れがしにくくなるだけでなく、
もしそのカテゴリーの物が増えた場合、同じ場所に収納し指定席を守ることができなくなってしまいます。

できれば「一つ増やしたら一つ減らす」を心がけたいものです。


期間限定の「自由席」を

「指定席」がすぐには決まらないものもありますよね。

そういった場合はあらかじめ「自由席」のスペースを作っておくのも手です。

1ヶ月以内(月末)、〇ヶ月以内(~月末)とあらかじめ期限を決めておいてそれまでに「自由席」のスペースを空にするという少し余裕をもった考え方ができると気持ちがラクになります。

「自由席」のスペースはできれば普段よく使う棚の中など、目につくようにしておくと忘れずに処理できると思います。


家族で協力を

指定席を守るには「出したら必ず片付ける習慣をつける」ことが何より大切です。

収納された物たちは、家族がおのおの使う物でもあります。

どこに何が収納されているかを家族に覚えてもらい、自分で使ったものは自分でける習慣ができると主婦の負担は少なくなりますよね。

子育てにおいても「整理・片付け」ができる力を身につけることは、子供の自立を促す大切なことであると思います。

それには
●片付けることを念頭に、時間と心に余裕のある作業を定着させる
●場所が分かりやすいように明確にする(ラベリングなど)をする

こうして導いていけたらと思います。


探り続ける

指定席をどこにするのか、どんな方法で収納するのか、また今の場所はベストなのか…暮していく中で答えが出る場合も多く、どうしても時間がかかるものです。

仮に一度決めた指定席が使い勝手が良い場所であったとしても、家族の成長や生活スタイルの変化によって不都合になることもあります。

ですので、その都度よりよい場所や方法は探り続けていかなくてはなりません。

ゆっくりと、そして確実に、納得のいくシステムを作っていけたら…
と願っています。


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シャリファ・アスマ、ジャルダン・ドゥ・レソンヌ、フンショウロウ…
期待の蕾が次々と開く一角。
ベランダに向いた窓を開ければほのかにバラの香りが漂います。
このひとときが至福の時間…ひそやかな心の贅沢。


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by grandbleu2010 | 2011-05-20 00:58 | 求める暮らし

求める暮らし7つのポイント ~ 2.物の整理(1)

重点をおいて向き合っていきたい7つのことのうちの2つ目は
「物の整理」です。

7つのうち、この「物の整理」が私にとって一番の強敵かもしれません…。

なぜ整理整頓された状態がキープできないのか。
それは「収納」というスキル以前に考えないといけないことがありそうです。


整理の前に考えなくてはいけないこと

整理整頓というと、とかく限られたスペースでどれだけ効率よく収納するか…という「スキル」に目がいきがちですよね。

かく言う私もそんな「スキル」さえあれば…と雑誌の「収納特集」などを参考に、それなりに片付けられてもその状態をキープできない一人です。

「これではいけない!」と一念発起してまた取り掛かり…その繰り返しで今まで来てしまったような気がします。

そんな私に足りなかったこと、それは
●心の整理
●一仕事一片付け

この二つではないかと思います。


物の整理は心の整理

今、整理整頓ができていない、物に溢れているとすれば…。

心の整理=自分の生き方の整理ができていのも一因だと考えます。

心の整理ができていれば、何を大切にしたいか、何を持つのか、どこに置くのか、しっくりくる答えを見出すことができるはず。

先日、生活を見直す決意についてお話したところですが、自分の理想の暮らしのイメージが確かなものになりつつある今、改めて物への向き合い方を考えていきたいと思っています。

自分の価値観に沿った生き方を実現するために必要な最低限の物だけで生活する、そのことがシンプルな生き方につながっていく…。

そんな暮らしを目指しています。


一仕事一片付け

「一仕事一片付け」とは、一つ仕事をしたらその場で片付けてから次の仕事に移ること。

小さな後始末が残り、それが積み重なっていくと次第に大きな片付けが必要になります。

そうなると時間、労力、気力が必要になり、より一層取り掛かるのが億劫になるという悪循環に。

「片付けるまで」が一つの仕事だと捉えるようにする。

そうしていつもスッキリした暮らしをキープできたら…きっと爽快ですよね。


物にはすべて指定席を

先に、「価値観に沿った生き方を実現するため必要な最低限の物だけで生活する、そのことがシンプルな生き方につながっていく」と書きましたが、それにはまず不必要なものを取り除くのが先決です。

「断捨離」という言葉が広く注目を集めるようになったのも、そういったシンプルな生き方を支持する方が増えているという表れではないでしょうか。

自分の生き方について整理ができていれば、何を捨て、何を残すのかはおのずと答えが出てくるように思います。

不必要なものを取り除いた次に考えていくのが、「物の指定席」、
使う目的、頻度に合わせて収納する場所をよく考えて決めていきます。

一つ一つの物の帰るべき場所が明確であれば、物を使ったあとで片付けるのは気持ちの良い作業になることでしょう。

「物の指定席」の決め方については、次回お話したいと思っています。


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「ぺラルゴニウム・シドイデス」
シルバーグレーの葉、繊細な茎、深紫の小花…。
儚げでどこかクラシカルな雰囲気が好き。
ベランダで風にそよぐ姿をずっと見ていたくなります。


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by grandbleu2010 | 2011-05-18 01:09 | 求める暮らし

求める暮らし7つのポイント ~ 1.家計管理

「家計を管理すること」の重要性…。
皆さんも切に感じていらっしゃることと思います。

その日その日の帳尻あわせをし、家計簿に記録していくことはもちろん重要ですが、できればもっと長期的な視点を取り込んだ「家計管理」をしていきたいと思っています。

家計管理には「予算」という形で家族の価値観を反映することができます。
それに沿っていくことができれば、家族の願いを実現するための道しるべとなってくれるのではないでしょうか。


暮らしをデザインする家計管理

そのような暮らしをデザインする「家計管理」…
どんなものが望ましいか思いつくポイントを並べてみますと、

●家族の願いや大切にしたいことと向き合う、それを予算に反映させる
●達成状況がわかるように予算残高を確認できる
●長期的な視点で今の状況が分かりやすい(月集計、年集計がラク)
●時間が短縮できるツール(複雑ではないもの、自動計算できればなおgood)

以前の記事で、「効率」よく「身の丈」サイズの暮らし、そして「精神性」が反映させた暮らしをしていきたいとお話していましたが、
上の4つのポイントを満たす家計管理ができれば、効率よく求める暮らしに近づけるのではと考えています。


私の家計管理ツール

次に、私が使っているツールについてのお話を。

定期購読している「婦人之友」ですが、そちらから発売されている手書きの家計簿をずっと使っていました。

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家族の願いをもとに予算をつくり、毎日の記帳、予算残を出し(手仕事ですので限界があり食費のみ)、月毎、年毎の集計をし…。

上記の家計管理に必要なポイントをおおむねクリアしているのですが、
計算などに時間と労力がかかるのが残念なところ。

そのため、何度か途切れ途切れになったこともあったり、他のツールに浮気したりしたりということもありました(笑)

家計簿を継続するにはモチベーションの維持がとても重要です。
「求める暮らしを実現するために家計管理を!」という強い気持ちはもちろんですが、時間短縮、ストレス軽減ができればより楽に続けることができますよね。


パソコン家計簿へ…

4年ほど前より同じ婦人之友社から出ているパソコン家計簿に切り替えました。

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こちらのメリットは
●各支出を入力すれば自動計算されるので時間の短縮になる
●カード支払いや口座引き落としの管理もラクにできる
●全ての予算項目について、いつでも予算残を確かめることができる
●月毎、年毎の集計も自動でできる
●色々な条件でデータを絞り込み、一覧表を作ることができる
●さまざまなデータを表やグラフで示すことができ分かりやすい
などがあります。

他にも色んなパソコン家計簿がありますが、無料でダウンロードできるもの、有料のもの、機能もいろいろあるようです。

興味のおありになる方は「家計簿 ソフト」と入力して調べてみると、比較するサイト、商品説明のサイトなど色々出てきて参考になると思います。


私にとっての家計管理

色々書いてきましたが、私にとって家計管理の意味は

●家族の願いを実現するため
●身の丈サイズのコンパクトな暮らしを実現するため
●長期的な展望をもった上で「今どう暮らすか」 を具体的な数値とともに把握するため

これらをいつも頭の片隅において続けていきたいと思っています。


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「ジ・インジニアス・ミスターフェアチャイルド」
蕾がほころぶ様子は初々しくほほえましい。



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by grandbleu2010 | 2011-05-15 23:07 | 求める暮らし

私が求める暮らし

いま、生活を見直したい…。
そう思うようになった経緯については前回お話させていただいたとおりですが、今回は少し具体的にお話したいと思います。

「求めたい暮らし」を手短にまとめるとすれば、
●「資源(物)・お金・時間」を効率よく使った身の丈サイズの暮らし
●「衣・食・住」さまざまな場面から活力を充電できる精神的な暮らし
この2つを両立する暮らしです。

数字とにらめっこをしてひたすら「節約」や「時短」に励んでも、そこに精神性が伴う温かさや美しさがなければ、暮らしから日々前進する力を蓄えることができないと思うのです。

逆に精神性ばかりを重んじて、効率をないがしろにすれば、限られた
「持てるもの」である「資源・お金・時間」を有効に使うことができません。

やはり、この2つはどちらも欠かせない両輪のようなもの。

そして、一見両立が難しいようですが…それは可能なのです。

それを教えてくれたのがこの本でした。

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以前、旧ブログの自己紹介で愛読書として紹介させていただいたこともある町田貞子さんの本。

こちらをはじめて手にしたのは、かれこれ10年近く前になると思いますが、
そのときの感銘はいまだに忘れることができません。

暮らし方に一環した「哲学的」とさえ言える信念があり、それを「衣・食・住」のいたるところに反映されています。

町田さんの根底にある考え方は「自分が自分の責任で人生を創る」「文化を大切にする」「足るを知る」…その姿勢に心より共感しています。

10年近く前初めて手にしたときは、あまりにも私自身の暮らしとかけ離れていて(いまでもそんな感じですが 笑)、感銘は受けたものの実践するにはあまりにハードルが高いと圧倒され、いつの日か…と夢見るだけで終わっていました。

町田さんは「婦人之友」に関わられた生活評論家ですが、この本と出会ってから「婦人之友」を定期購読したり、「効率」と「心の豊かさ」を両立する家事のノウハウについて書かれた本を読み、できることから少しずつですが実践するようになりました。

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以前旧ブログでご紹介した「展開料理」という考え方もその一つ。
●「まとめ作り」をして一つの献立あたりの労力を節約
●いくつものレシピに展開できるので「何を作ろうか」と考える時間の節約
●お手ごろなお値段の時にまとめて作っておけばお金の節約に

時間がないからと出来合いのもので済ませるかわりに、このような一品があれば忙しい時にも手作りの温かい食事を準備することができます。

これは一つの例にしかすぎませんが、
このようにして「効率的」であり「心豊かな」生活を実現するノウハウやヒントはたくさんあります。

そして、たくさんあってもまだまだできていない…というのが今の私。
本当に恥ずかしいほどできていないのです(笑)

だからこそ、今回の気づきをきっかけに、本格的に取り組みたいと気持ちを新たにしています!
今度こそは…だからこその決意表明なのです。

次回は、重点をおいて向き合っていきたい7つのこと

●家計管理
●ものの整理
●時間管理・エネルギー(活力)管理
●食
●環境に優しい家事
●子育て
●季節の家事、季節の暮らし

について、もう少し踏み込んでお話していきたい思っています。

求める暮らしへのプロセス…これからご一緒していただければ嬉しいです♪


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ベランダではフンショウロウが咲き始めました♪


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by grandbleu2010 | 2011-05-13 07:54 | 求める暮らし